おやこステップ

【子供】【旅】【生活】【日常】を思うままつづる夫婦ブログ

子供には、算数や国語よりも「まんが道」を読ませたい

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夫です。

「まんが道」が抜群に面白い。

ストーリーの面白さはもちろん、随所で出てくる「喜び」「夢」「嫉妬」「劣等感」「達成感」「現実からの逃避」「感情の揺れ動き」などの人間くさい感情もリアルに表現されていて、読みながらついつい感情移入してしまいます。

まんが道は大人も没頭してしまう漫画なのですが、僕は「子供に読ませたい漫画だな」と強く思ってます。

今日はそのあたりを書きたいと思います。

 

そもそも「まんが道」とは?

まんが道は、「忍者ハットリくん」「怪物くん」「笑ぅせぇるすまん」などを書いた藤子不二雄Aの自伝的漫画です。

「あすなろ編」、「立志編・青雲編」、「春雷編」、「愛しりそめし頃」という全4編からなり、2人の主人公(藤子不二雄Aと藤子不二雄F)が漫画家を目指し、その夢を掴んでいくストーリーになっています。

手塚治虫、石ノ森章太郎、赤塚不二雄など、漫画界の巨匠たちも実名で出てきます。

そして、そんな漫画界の巨匠たちが共に居住したトキワ荘を中心舞台に、その交流の様子や、ライバル関係や仕事ぶりまでも知れる漫画です。

 

「まんが道」は『夢を持つ人生』を追体験できる

「まんが道」は、「夢を持つ人生」とはどういうものかを教えてくれます。

巷に溢れかえっている「夢を持とう」といったメッセージより、5000倍の具体性と説得力とエンターテインメント性があります。

とはいえ、幸せな人生の形は「夢のある人生」だけではありません。

なので、自分の子供に対しても、「まんが道を読んで夢を持て!」なんて言うつもりは、1ミリもありません。

そもそも、僕自身、夢を持ったことがない人間なので、夢を持つことを強要する資格もないですが・・・。

夢を持っていても、持っていなくても、「幸せな人生」であれば、それでいいと思っています。

ただ、子供達には、自身の人生を生きる選択肢として、「夢を持つ人生」も1つの生き方として知ってもらいたいと考えています。

たくさんの生き方に触れる機会の中から、自分に合っていると思う人生を自分で決めればいいと思ってます。

そう考えとき、「まんが道」は数多ある人生パターンの1つである「夢を持つ人生」について、圧倒的な臨場感を持って知ることができる最高の素材と言えます。

 

まんが道が教えてくれること

「まんが道」は戦後が舞台の漫画なのですが、読み取れるメッセージは全く色あせていません。

夢を抱き、その夢に生きていくにあたって、時代が変わっても普遍的に大切なことを教えてくれます。

まんが道から教えてもらったことをいくつかまとめてみます。

 

好きなことは徹底的に

「まんが道」からは、本気で好きなことを突き詰める『生きる熱量』を目の当たりにできます。

「まんが道」に出てくる漫画家を目指す登場人物達は、世の中の正解と言われる生き方に合わせるのではなく、「どう生きたいか」という自分の内なる声に向き合っています。

「まんが道」を読むと、「好きなことに真正面から向き合い、そこに全力で突き進む生き方」も幸せのあり方の一つだと思えます。

以下の記事でも書きましたが、これからの時代は、多様性がより認められやすい時代。
好きなことを好きなだけやった方が、むしろ社会から発見されやすいし、重宝される時代。子供も好きなことをとことんやってもらいたいと思います。 

 

覚悟

「まんが道」は、覚悟をもった人間の強さについても教えてくれます。

「漫画家」で生きると覚悟が決まっている主人公達は、漫画の才能に胡坐をかくことがありません。現状に奢ることなく、常に広い視点で、自分たちの立ち位置をとらえています。

「井の中の蛙」にならないというのでしょうか。決して現状で満足することがありません。そんな自己認識がストイックと言えるまでの努力を生んでいます。

努力の継続が天才を生むという事実をよく理解できます。

使命というか、志というか、自分の命の使い方の覚悟が決まった人間って強いなと思えます。

 

仲間

主人公の満賀(藤子不二雄A)にとっての才野(藤子不二雄F)しかり、トキワ荘に一緒に住む同志しかり、夢の実現のために「仲間」が、どう影響するのかは、この「まんが道」を読めば一目瞭然。

お互いが切磋琢磨する様子や、刺激し合う様子が随所にあり、読み手も心熱くなります。

特に藤子不二雄AやF、赤塚不二夫、石ノ森章太郎、等々を輩出したトキワ荘は、幕末時代の松下村塾を彷彿させます。

同じ志を持ち、お互いを力づけ合うような環境、「まんが道」を読むと、そういった空間に憧れを持たずにはいられません。

 

もっとあります

トレードオフについて、憧れの存在(まんが道では手塚治虫)、好不調の波について。。。

「まんが道」から教えてもらえる夢を掴むために大切なことは本当にたくさんあります。

ただ、長くなりそうなので、これくらいにしておきます。

 

子供達の「まんが道」を読んでもらうために

僕みたいな頭が薄くなってる30半ばのおっさんが「まんが道」を読んで夢に目覚めても、悲しくなるだけです。

それより、無限の可能性が広がる子供に人生のパターンの一つして、「夢を持つ人生」について知ってもらいたいと思っています。

こういったことは学校では教えてくれません。

でも、間違いなく国語や算数などより、大切なことだと思っています。

宿題で忙しくなっているより、「まんが道」を読むことで忙しくなってもらいたいと本気で思います。

子供達が漫画を読むようになるまでもう少し。

家の目立つ場所に転がしておこうと思います。

人生の大切なことの大抵は漫画から学べる気がします。漫画万歳!

 

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