おやこステップ

【子供】【旅】【生活】【日常】を思うままつづる夫婦ブログ

2歳から参加できる世界最年少2輪レース「ストライダーカップ」に参加してみた話

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夫です。

ストライダーとの出会い

息子が2歳の頃の話。当時から噂にはかねがね聞いていたストライダー。息子が三輪車などの乗り物に興味を持ち始めた&公園でも笑顔で颯爽と乗りこなす小さな子ども姿を見とれていた息子の様子を見て、ストライダーを誕生日にプレゼントをしました。

 

誕生日プレゼントのストライダーを息子はえらく気に入ってくれた様子。まずはその新品ストライダーを自宅内で乗り回す日々が1ヶ月ほど続きました。

ストライダーにまたがり「タクシーで~しゅ。どこいきましゅか?ちゅいてきてくだしゃ~い」という掛け声のもと、リビングと寝室を30往復ほどする、親にとっては苦行でしかない謎の遊びに何度も付き合わされたのも良い思い出。

 

2歳児のストライダーの成長の様子

2歳のストライダーの乗りこなしは早く、あっという間にバランスもとれるようになり、家では物足りない状態に。

外にでると今まで以上に伸び伸び活き活き。大人の足でも30分以上かかるような距離の大きな公園へストライダーで出かけることもしばしば。

とはいえ、まだまだ2歳児。

無責任さ炸裂で、ストライダーで遠出をした後、眠さで走行不能になることもしばしば。そんな時は息子を抱っこしながら、ストライダーも持って、歩きながら帰り、翌日筋肉痛ということも。。。

 

「2歳でストライダーカップ(大会)へ」親の思惑

『もしかして、2歳児でここまでストライダーを乗りこなすうちの息子はイケてるんじゃないか』と、親なら必ず陥るであろう「THE・過信」に、御多分にもれることなく自分もはまりました。

息子がここまでのめり込み、天才の素養があると思い込むとなると、やはり公園などでは物足りなくなるもの。ネットで調べて見ると、すぐに目に飛び込んできました。

「きた!・・・これだよ、これ。。」なんてつぶやきながら

気づいたら、数時間「STRIDER CUP」「2歳 ストライダーカップ」「2歳 ストライダー 大会」といった単語で、調べまくっていました。

 

翌日、一応2歳の息子にもストライダーカップ出るか?と聞いてみると、「出たい!!」とのこと。

狙いは2歳児レースに参加可能な5月に開催される「秩父ラウンド」に決定。気軽な気持ちでの誕生日プレゼントであげたストライダーがここまで発展するとは正直思わなかった。

 

2歳のストライダーカップ本番に備えて

どうせ参加するには、上位を目指したいと思うのが親心です。参加に際して、ネットや過去の参加結果情報などいろいろ調べてみると、過去上位入賞者のほとんどは「何かしらのチーム」に入っていることが判明。

 

もちろん、チーム等々には入っていない息子。時たま、口に手を当てて笑う姿を見ると、文化系の匂いすら漂わせる息子。

 

こんなうちの息子が上位入賞を狙うなら、多くの子が何だかわかっていない時期の「2歳のストライダーカップのレースしかない」。今回が最初で最後のチャンスだと確信しました。

 

そのため、『増税前だから買うのは今しかない』という、意味不明な理由で妻を説得して、2台目のストライダー『ストライダープロ』を購入。

ストライダーカップ2歳の部・レース前 

ストライダーカップは想像以上に人気で、2歳の部は80人定員に対して257人の応募があありました。ただ、本当にラッキーなことに抽選も当選し当日。秩父の山奥ということもあり、前泊し、息子の体調も万全。息子の晴れ舞台は整いました。

 

が、、、。

 

練習で周りの2歳児の様子を見て、愕然。。。確かに我が息子も速くて負けていないのだが、親もさることながら、2歳児達の勝負に臨む顔つきが違う。。。

なかには、「ホントに2歳かよ。。。」と思わせるような安定走法を見せつける子どももいました。大声を張り上げ、子どもを鼓舞するお母さんもいました。

 

ただ、そこは天才の片鱗を見せる我が息子。

そんな状況に脇目も触れず、本番前に「なんだか、ワクワクしてきた」とのこと。

 

「ワクワクなんて感情表現を知ってるんだぁ」と驚くと同時に、強い相手を目の前にワクワクするなんて、ルフィとか悟空といった漫画の世界だな、なんて感じつつ、そんな息子に期待も膨みました。

 

ストライダーカップ2歳の部「いざ、本番」 予選

まずは、予選レース。各レース上位3名までが準決勝レースに進出するというルール。名前が呼ばれ、順番に並び、自分のレースを待っている時も息子は落ち着いている様子。妻はコース側面から応援。自分は息子と一緒にスタートラインに並び、スタート後は後ろを伴走。

 

そして、いよいよ、息子の出番。何度も練習した「レディ・セット・ゴー」がスタートの合図。同じレースを走る周りの子も真剣そのもので前のめり。ここ5年位で一番緊張したことは?と問われれば間違いなく、ストライダーカップのスタートの瞬間と答えるくらい、何故か自分も緊張しました。

 

そして、スタートの合図「レディ・セット・ゴー」

練習通り、スタートと同時に一気に飛び出したのは我が息子。あっとう言う間に第一コーナーまで乗りこなし、ダントツ1位。ただ、そこは2歳児レース。ハプニングはつきもの。1位独走の息子は3つ目のコーナーを曲がったあたりで、進むべき道を見失いました。(道は超単純の一本道だったのですが。。。)危うくコースアウトになりそうになりながら、立ちどまりながら、しどろもどろしながら、ようやく再出発。

 

その間に1人に抜かれてしまったものの、見事2位でゴールラインを走りぬきました。見事、予選通過。

 

改めて振り返りと、ゴールの瞬間、最も冷静だったのが息子でした。

そんな息子とは対照的に、我々親は、ガッツポーズをしてたり、息子を抱きかかえたがったりして、わぁわぁ騒ぎながら興奮がしばらく冷めませんでした。

 

ストライーダカップ2歳の部・準決勝

準決勝前、何かしら息子の元気がなくなっていく様子。予選通過から準決勝まで2時間以上あったり、その間炎天下だったり、朝も早かったということもあると思うが、準決勝の呼出の時には、「眠くなっちゃった。もう乗らない!抱っこ!」とのこと。

 

レース参加に必須で必要なひざあてとか、ヘルメットも取り始めた。何とか、背中を押すようにして、息子をなだめながらもスタートラインまで行きました。

ただ、さすがは準決勝。息子以外の2歳児達はスタートラインで戦意むき出し。一方息子の様子は、変わらず、戦意喪失。「できれば今すぐ寝たいです」という顔で訴えている感じ。

 

自分もここは切り替え、練習中から終始一貫伝えていた、「1位狙おうぜ!」というメッセージから、「楽しく走ろう!」というメッセージを息子に送りました。

 

そして、スタートの合図「レディ・セット・ゴー」

 

一斉に前傾姿勢で走りだす2歳児達。

 

そんな中、かなり遅れて、しかもとぼとぼでスタートしだす息子。

そして、スタートラインから10メートルくらいのところで、泣きながら「もう走らない」とのこと。そしてコースの外に出たがる息子を抱きかかえ、スタッフの方に棄権を伝え、我が家のストライダーカップは幕を閉じました。

 

ストライダーカップ2歳の部に参加してみて思ったこと

準決勝レースでの途中棄権した時の息子の泣き方は、その声の出し方、泣き方の大きさなどから、色んな感情が入り交じっている様子が感じられました。2歳児は2歳児なりに、ストライダーカップのことも理解していて、その中でのプレッシャーや、走れなかった悔しさなど、いろいろと彼の中に内在していたのだと思います。

 

事実、自宅に帰ってから、ポツリと「ストライダーカップでお友達に負けちゃったの。。」とつぶやく息子の姿を見たりしました。

「秩父たのちかったねー、また行きたいねー」とか、保育園の先生や友達に「ストライダーカップ行ったの!」など伝えている息子の様子や、自分も妻も準決勝まで行った息子の勇姿を応援できたことは、本当に楽しく、一家の良い思い出になりました。またこういったチャンスがあれば、みんなで楽しみたいと思います。

 

ただ、ちょっと自分として反省している点もあります。

 

ストライダーにハマっている息子がさらに楽しめるために参加したストライダーカップ。ただ、そんな目的を超えて、周りをみては「あの子は早い!」とか、息子に対して「もっとこうすれば速くなるかも」なんてアドバイスしたり、変なプレッシャーを与えすぎたのではと思っています。

 

「こんなにはまってるストライダー。変なアドバイスをしなくても、息子は考えてるし、レースをおもいっきり楽しめる」

ともっと息子を信じていれば、変な介入をせずに見守ることもできたろうし、息子も伸び伸び準決勝を走っていたかもしれない。等々、いろいろ考えました。

そういった意味でも、親子ともにとっても良い機会をもらった場だったと思います。

次の子が生まれたら、2歳の誕生日プレゼントには、ストライダーをを買ってあげたいと思います。